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学校法人青森田中学園
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あおもりの農業ってどんなもの?

 青森県は、県の中央を貫く奥羽山脈、下北半島と津軽半島、その二つの半島で形成される陸奥湾などの複雑な地形や海流の影響で、同じ県内でも津軽地方と県南地方、下北地方では気候に大きな違いがあります。青森県の農産業はそれらの地域特性を生かした作付が行われており、主に津軽地方では米やりんごづくり、県南地方では野菜づくりや畜産業が盛んです。

 りんご、ながいも、にんにく、ごぼう、カシスは日本一の生産量を誇り、さくらんぼ、だいこんの生産量が日本で二番目に高いなど、青森県は全国有数の農業県です。また、三戸·下北地方は古くからの馬産地であり、現在でも競走馬の生産頭数は北海道に次いで多いのが青森県です。

  カロリーベースによる食料自給率は北海道、岩手県、秋田県や山形県など北日本に位置する都道府県と共に100%を超え(118%)、野菜生産額全体は東北地方1位であるなど、国内でも有数の生産高を誇る農業生産地の一つです。近年は、花きや有機農業等への取り組みも盛んで、青森県独自のブランド米の開発や、農家による直接経営の産地直売や農産加工など、農産物の生産拡大に努めています。

 青森県を代表する農産物のりんごが日本に初めて入ってきたのは、1871年の事でした。1875年春、当時の内務省勧業寮から青森県へと3本の苗木が配布され、青森県庁構内に栽植されたのが青森りんごの始まりです。その後、1931年には黒石市に日本で唯一のりんごの試験研究機関が設立されるなど、基幹産業としてのりんご生産の育成に長い年月の間、尽力してきた結果が現在の青森りんごの地位を築きあげました。今では、青森県で開発され流通されているりんご「ふじ」が、日本を始め世界で最も多く作られている品種であり、日本産りんご全体の約半数を青森県産が占めるほか、青森りんごは高級ブランド品として主に中国や台湾などアジア諸国へと輸出されるまでになりました。

 「ふじ」りんごは、糖度が14~16%と、とても甘く、また、室温で4か月、冷蔵で7カ月もつなど、保存期間も非常に長いのが特徴です。りんご栽培は生産量日本一の弘前市を中心とする津軽地方で盛んであるほか、三戸郡·上北郡を中心とした南部地方でも行われています。

また、青森県は、山から川、海までの自然環境を一つのシステムとしてとらえ、県内を東西に分断する奥羽山脈系を中心とした青森県の農林水産業を支える水資源の保全を積極的に進めるなど、恒久的な青森県の第一次産業の発展の為の取り組みを総合的に進めています。

 


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