制作·著作
学校法人青森田中学園
〒030-0132
青森県青森市横内神田12
TEL 017-728-0121

 日本の本州最北端に位置する青森県は、西に日本海、東に太平洋、そして北には津軽海峡が位置するなど、三方を海に囲まれ、水産業や水産加工業が非常に活発な県です。また、県を中央で分断する奥羽山脈に属する八甲田山を主な水脈として、水資源が豊富な事もあり、農産業も同じく多大な発展を遂げてきました。

 冠雪の姿が名高い八甲田山の水脈は、農産業やその水が注ぎ込む陸奥湾での水産業に留まらず、その麓に位置する県庁所在地である青森市に整備·供給されている水道水が「日本一おいしい水道水」として評価を受ける等、安全でピュアな水質により青森県の第一次産業やそこに暮らす人々の健康を大きく支えています。

 北緯41度に位置する青森県は、県内全域が豪雪地帯として指定されており、また、その中でも一部地域は特別豪雪地帯として指定されています。県内全域において一年を通じて冷涼型の気候であり、非常に短い夏と深い雪に覆われる長い冬が特色です。しかし、山脈、半島、陸奥湾などを擁する複雑な地形や海流の関係で、同じ県内でも津軽地方(青森市を含む東青地区、弘前市、つがる市、五所川原市、黒石市、平川市など)と県南地方(八戸市、十和田市、三沢市、三戸郡、上北郡)、大きなマサカリの形をした下北半島地方では気候に大きな違いがあります。

 冬季は大陸高気圧の影響により、西、北西の季節風が卓越するため、津軽地方は気候不良で雪が多いですが、県南地方は冷え込みが厳しいものの、津軽地方に比べると晴天の日が多く、降雪量も少なくなっています。夏季においては、北太平洋に発達する高気圧により、県南地方では春の終わりから夏にかけて吹く、冷たく湿った北東風、通称·ヤマセ(山背)のため、低温の日が多く、冷害に見舞われやすいですが、その期間、津軽地方は一般に気温が高く、比較的気象に恵まれています。このため、津軽地方では恵まれた気温や日照を生かした「りんご」の産地となっており、また、県南地方は夏季冷涼な条件を生かした野菜生産や畜産が盛んです。


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